もうちょっとで母の日だったので、デパートでプレゼント用に抹茶のお菓子を買いました。
その時に店員さんに「のしはどうしますか?」と聞かれました。
のし?
なにそれ?笑
困惑する俺に追い討ちをかけるように「内のしと外のしのどちらにされますか?」と続けて聞いてきました。
いや、分からんもんの内と外もっと分からんわ!
調べたところ、
熨斗(のし)とは「一般的には慶事における進物や贈答品に添える飾りのこと」だそうです。
↓コイツです。
俺はコイツを見たことはあれど、コイツの名前がのしとは知りませんでした。
俺って本当に世間知らずですよね(笑)
つまり店員さんは「コイツをつけるんか?つけるなら内と外どっちや?」と聞いていたのです。
ちなみに内のしは贈答品に直接のしをかけて上から包装紙を包むことを指し、外のしは包装紙の上からのしをかけることを指します。
店員さんの言っていることが意味不明でしたが、俺にもプライドというものがあるので「のしって何ですか?」なんて聞くことはできませんでした。
そこで咄嗟に「どっちが人気ですか?」と聞きました。
店員さんは「のしに人気もクソもねぇわ!」みたいな顔で俺に哀れみの視線を浴びせながら「外のしですかねぇ」と言いました。
人気のほうを選んどけば間違いないだろうと思い、ドヤ顔で「じゃあ外のしで」と言い放ちました。
こうして外のしにしてもらうことになりました。
その後、レジのところでお会計の前に「表書きはどうしますか?お祝いですか?」と聞かれました。
表書きが何かも分かりませんでしたが、ここで「母の日です」と言うのは恥ずかしかったので「はい!お祝いです」と言いました。
これは母の日のお祝いですからね〜
問題はこの後です。
店員さんに「名前を書いてください」と言ってメモ用紙を渡されました。
これは母の日のお祝いなので、俺は何の疑いもなくそこに母親の名前を書きました。
これが今回の最大の世間知らずでした。
通常、のしには自分の名前を書くようです。
のしが何か分かっていなかった俺がそれを分かるはずもなく、母の日のプレゼントを買ってのしに母親の名前を書いたのです。
御祝
〇〇 〇〇(母親の名前)
↑のしには縦書きでこのように書かれました。
おばあちゃんに笑われましたよ(笑)
以上、「のし」の意味が分からず世間知らずだった話でした。